Birdmanの平野岳史です。
法人化してから3年半が経ち、経験した事ない事をたくさん経験させて頂きました。
その中でこれから起業される方、もしくは自社で社員を雇っていく方、この3点は最初の最初から念頭に置いてお仕事されると悩まなくて済みますので是非参考にして下さい。
- 社員を家族と思ってはいけない
- 社員と経験談・ビジネス要素の話は避ける
- 就業規則、誓約書は法人化した時から作っておく
社員を家族と思ってはいけない
まず初めに、社員を家族と思ってはいけないと言う部分ですが、社員を家族のように思いやり、経営者と社員が仲間のように何でも語り合える環境、楽しい時は共に楽しみ、苦しい時は共に頑張れる仲間って理想的だと思います。
そんな環境で働けるって最高の職場だと思いますし、そんな会社が作れたらと思い自分なりにオープンな職場環境を作ってきました。
なので、私は法人化した際は社員を家族と思って接していました。
日々の昼食、勤務終了後の外食、恋の話、会社の将来的な話、行き過ぎたお節介ですが、社員の交友関係上の借用書作成なども行いました。
働きやすい環境になれば良いなと思い、色々お世話すことがありましたが、離職が続き会社として業務以外で社員と関わることは良く無いと考えました。
経営者として社員を家族のように思うのは危険じゃないか。
経営者の目標は社員の目標では無いですし、いくらカッコいい目標を社員に掲げてもそれは経営者のやりたい事で、経営者の目標を社員の近くで伝えれば伝えるほどズレが生じると感じました。
社員は仕事として会社で業務を行いお給料を得て生活しています。
仕事は生活で大切なお金を稼ぐための場所で、もちろん楽しく個人的な能力を活かすことが出来る職場であれば、単にお金を稼ぐための環境というよりも楽しい要素も含まれます。
会社とは他人同士が仕事を通じで業務上繋がるグループ(会社)です。
社員と経験談・ビジネス要素の話は避ける
どうしても仲良くなると色々な話を社員との間でします。私はどちらかと言うと話すのが好きなのでついついいろんな経験談を話していました。
過去にオーストラリアやヨーロッパでバンド活動をしていた話や、個人事業主から今に至るまでの話など、人生の糧になればと殆どの事を話していました。
でもこれって社員に勘違いさせる要素があります。
何もないところから何かを生み出した人の側で働くと言うことは「僕にも出来る」と言う勘違いを生み出します。
なので、社員と経営者の距離感はとても大切です。
就業規則、競業避止誓約書は法人化した時から作っておく
最初に雇い入れした社員には就業規則上の競業避止誓約書を書いて貰っていませんでした。
当時の私は、そんなものなくても大丈夫だろうと思っていましたが、いつどこで、誰と問題が起こるか分からないです。
経営者観点からですが、誰を雇っても競業避止誓約書を書いて貰った方がいいですね。
問題は法律の専門家弁護士が介入し決着を付けて頂くのが賢明ですし、心が疲弊しません。
まとめ
以上がこの3年間で経験した、起業で最も大切だと感じた3点です。
理想では会社は成り立ちません。それを痛感した3年間でした。
どんな問題が起きてもそれは、システムが不十分だったと言うことです。人間なので何か嫌な事・悪い事、他人のせいにしたくなりますが、システムを憎んで人を憎まずですね。
しっかりしたシステムがあれば嫌な思いをする人は減ります。そのためにも経営者はシステム構築は必須です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
リペアスクール
弊社では2007年から住宅リペア業を始め、海外(ロンドン・上海)での作業実績を積み、2015年から住宅リペア技術を提供するリペアスクールを始めました。
名称は『Birdman リペアスクール』と言います。
これまで、全国各地から120名以上の方が受講されています。
リペアスクールは弊社の工房でマンツーマン指導による講座。誰にも気兼ねなく聞きたい事が聞ける環境なので、じっくりと学んで頂けます。
リペアスクール受講生の事例を紹介
※個別の事例記事に飛びます。
リペアスクールの申し込み方法
受講希望される方は下記の項目をLine・メール・お電話でご連絡ください。
- お名前
- 受講希望コース名と日数
- 現在の職業
- お住まいのエリア名
連絡先
BIRDMAN 代表 ひらの たけし
2022年で補修歴15年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長くひとつの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。
これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなどの多岐にわたる作業が可能です。
また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。
将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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