Birdmanの平野岳史です。
つい先日ですが、フランス帰省中に田舎風景をインスタでライブ配信した際に、試聴されている方から「贅沢な風景ですね」とコメント頂きました。
ライブ配信後、コメント頂いた言葉が頭から離れず少し考え込んでしまいました。
なぜ考え込んでしまったか。
それはフランスの田舎風景には何一つ高価な物は無く、配信した動画風景には、ランボルギーニーやフェラーリ、エルメスの商品が写っている訳ではありません。
私の中で、贅沢と言う言葉の意味が、どちらかと言うと、物欲を満たす高価な製品・サービス。と言う概念がありました。
実際に贅沢と言う意味は「実際の生活が必要とする以上に過ぎた消費」と辞書に記載があります。
ただ、贅沢な風景という言葉には、何か付加価値が付けられているような気がします。誰でも手にすることが出来ない物。と言う意味があるのではないでしょうか。
贅沢と思って頂いた点を考えてみました。
- 飛行機に乗って遠いフランスへ行っている点
- 観光名所では無い所でリアル体験している点
- 美しい風景を見ている点
- 日本に居ないと言う点
贅沢の意味を掘り下げる
私が感じている贅沢を項目上げてみます
- 乗る車はあるが高級車を買う
- 十分住める家を所有しているが更に家を買う
- 十分住める家を所有しているがリノベーションする
- 家族で週1回外食
- 生活に支障はないが物を見栄えが悪いので修理する
- 世界的に有名なミュージシャンと会話する
自分の贅沢な項目を上げてみると、意外に安易に手に入る事も贅沢の部類に入るんだなあと気付かされます。
高級車を買う。
明らかに贅沢な部類に入りますね。車はどちらかと言うとステータス要素が強い印象があります。
高級車=お金持ち、ビジネスの成功者のイメージが強いです。ですが、お金持ちやビジネスの成功者が常時軽バン乗っているのも夢が無いのも事実ですね。
立っているステージで上を目指していくのであれば、収入に応じて一般的には贅沢な物を購入することも次なるステップアップなのかと思います。
買いたい物が買える状況にあるなら、買いたい物が出て来るのは自然かと思います。
十分住める家を所有しているが更に家を買う。
なかなか普通では家の2軒持ちは出来ませんね。一軒所有するにしても3500万円として2軒で7000万円ほどします。投資目的で購入するかどうかは個人的な部分ですが。
価格的な部分をフォーカスすると高額ですが、当事者の目線から考えると、前提として2軒分の家の金額は保有しているので2軒目の家を購入して、気持ちよく新しい環境で生活して暮らしたいとなりますね。
十分住める家を所有しているがリノベーションする。
日本ではリノベーションする方が増えていますが、意外に十分住める家を所有しているがリノベーションする事は贅沢の部類かもしれません。
リノベーションしなくても生活できますし、何の不自由はありません。あるとしたら内装やインテリアの見た目の問題ですね。ですが、気持ちよく生活するために見た目を変えたい人も大多数おられますね。
家族で週1回外食。
私は家族で週一回ファミレスへ行くのが楽しみなんですが、家族で1回外食すると6千円ほど出費するかなと思います。家で自炊すれば半値ぐらいですかね。
価格的に見れば家族で会食は贅沢な部類に入りますが、楽しい時間をお金と引き換えに購入している感覚です。
生活に支障はないが物の見栄えが悪いので修理する。
知り合いの設計士の方が良く言われている事ですが、手を加えなくても住居として成立しているのであればお金をかけずにそのまま住めば良い。
見栄えを気にして修復する事は贅沢に値する。実際に私もそう思います。
ですが、凹んでいるものをそのままにして生活するのも気分が良く無いのも事実です。
世界的に有名なミュージシャンと会話・会食する
個人的ですが私はAC/DCというバンドのファンです。もし私がAC/DCのバンドメンバーと会話・会食など出来た日には贅沢極まりない日になります。
この際の贅沢とは、特別な空間や現実離れしたシュチュエーション、特別な時間という意味が強く込められてて、早々手に入るような瞬間では無いことが分かります。
お金では買えない状況かもしれません。
最後に
高価で高性能な物を買ったり、古い物を新しくするとフレッシュな気持ちで生活が出来ますね。新しい服や靴を買った時の気分がそうでは無いでしょうか。
私の贅沢の言葉の意味は
外的に他者から贅沢と発せられる事で、贅沢と言う言葉は成立するんではないでしょか。
自分では贅沢しているとは気付きませんし、その状況が普通なのです。
他社から贅沢と言われても、当事者は贅沢だと思っていない事が言えます。双方の価値観なのかなと思います。
お知り合いの方と贅沢について話のも、その方の価値観が分かって良いかもしれません。
リペアスクール
弊社では2007年から住宅リペア業を始め、海外(ロンドン・上海)での作業実績を積み、2015年から住宅リペア技術を提供するリペアスクールを始めました。
名称は『Birdman リペアスクール』と言います。
これまで、全国各地から120名以上の方が受講されています。
リペアスクールは弊社の工房でマンツーマン指導による講座。誰にも気兼ねなく聞きたい事が聞ける環境なので、じっくりと学んで頂けます。
リペアスクール受講生の事例を紹介
※個別の事例記事に飛びます。
リペアスクールの申し込み方法
受講希望される方は下記の項目をLine・メール・お電話でご連絡ください。
- お名前
- 受講希望コース名と日数
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連絡先
BIRDMAN 代表 ひらの たけし
2022年で補修歴15年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長くひとつの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。
これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなどの多岐にわたる作業が可能です。
また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。
将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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