リペアスクール

木部補修とスプレーガンの実践体験!リペアスクールを開催しました。 第1回

リペアスクール講師のひらのたけしです。

ロンドンから帰ってすぐに神戸から熊本へ来ました。今回は熊本市内で建築業をされている(有)吉川工業さんから補修教室の依頼がありました。現在吉川さんの会社では主にクロス(壁紙)の染色・クロス貼りをされています。

吉川さんからの相談では「賃貸物件のオーナーさんから床や扉枠などの傷補修の依頼が有り、クロス施工と一緒に頼まれるので出来るようになりたい!」との相談でした。

今回吉川さんからのリクエストは「補修道具一式揃えたい」「一般的な木部補修を学びたい」そして賃貸物件でよくある「床が劣化してボロボロの補修方法を教えて欲しい」とのご要望でしたので紹介したいと思います。

県外でのリペアスクール開催までの流れ

①道具を揃える

吉川さんからの要望で「補修道具一式揃えたい」とのことでしたので、ぼくが日々使っている道具と全く同じ物を揃えました。細かな道具も同じ物になっています。

道具類は補修道具専門店から直接吉川さんの会社に送り、請求書なども吉川工業様宛にしてもらいました。ですので、道具代は正規の金額です。

今回はスプレーガンやコンプレッサーを用意する必要があったので、前もって吉川さんに事前に用意してもらいました。スプレーガンだけは決まった性能の物が必要になるのでこちらで用意させてもらいました。

②現地で建築部材を揃える

建築部材を使って実際に補修を行うので床材や枠材なが必要になります。吉川さんにリストアップした部材を揃えていただきました。

*端材などでOKです。

 

補修教室の内容

①木部補修の方法 

吉川さんは今回初めて本格的な補修作業をされるので、一つ一つの道具の使用方法を説明しながら一緒に補修作業を行いました。主に木部補修では「パテ充填」「研磨」「面出し」「着色」「艶合わせ」の5工程になります。この工程が全ての補修作業の基本となるので1日かけて一緒に繰り返し作業します。

 

②ウレタン塗装の方法

ウレタン塗装では主に自分で調色を行い、スプレーガンとコンプレッサーの使い方を学びます。スプレーガンやコンプレッサーはぼくが使用している物を一緒にセッティングから塗装、そして器具の清掃の仕方まで一緒に行います。

使用するウレタン塗料はイサム塗料のハイアートを使います。

もちろん写メ・動画撮影はOKです。SNSに流してもらっても構いません。

*吉川さんが選ばれたコースはレギュラーコース2日になります。

他にもコースがありますので詳しくはこちらから>>>

 

リペアスクールの流れ

木部補修と言ってもやる事が多いです。吉川さんからは「調色が出来るようになりたい!」とのリクエストでしたので、調色に比重を置いて木部補修のレクチャーを行いました。

他の工程も細かく説明しますが最終的に色が作れないと作業が完結しません。吉川さんはなかなかセンスありますね。補修を仕事に直結するぞ!って勢いを感じました。

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実際に枠材を使って木部補修を行なっています。初めて使う道具と補修材料になるのでなかなか慣れないですが3時間もすればコツを掴んできまます。その掴んだコツを抽象的な曖昧なものではなく言葉で説明します。

建築部材を見ながらの調色は一見難しいですが!やっはり難しいパートです(笑)ですが一番面白い工程になるので「悩み」「楽しむ」作業になります。

どうしても「調色は難しい」という苦手意識があると上手く色が作れないので、一緒に調色を行なって少しづつ色を作る恐怖感をなくしていきます。



自分で作った色をスプレーガンとコンプレッサーで塗装してみます。この際にスプレーガンとコンプレッサーの使用方法をレクチャーします。

スプレーガンを初めて使用する人にガンのツマミの調整を把握する必要があるので、最適なパターンをぼくが設定して一度使用してもらいます。すると空気圧や塗料の出量などが体感出来るのでわかり易いです。

最後は吉川さんのご実家の床の劣化補修を行いました。即戦力がぼくのスローガンなので、ガンガン行きます。学んだことがしっかり利益に繋がることが大切です。

吉川さんのガンさばきイイですね!

床の調色も一緒に行いました。劣化している床にブラウン色を塗装するんですが、みるみる床が蘇っていきました!部分補修をするとどうしても「ここ補修した?」って感じが出てしまうので、ある程で広範囲で塗装します。

ウレタン塗料を使用しているので熱や寒さなどに耐久性があります、そして塗料の密着力もあるので簡単に剥がれたりしません。

 

*吉川さんのご両親に喜んでもえたので実践補修ができてよかったです!

まとめ

今回のリペアスクールは2日間の開催になりました。渡航費用や宿泊費用などを出していただいたのでリペアスクール以外に料金がかかってしまいましたが、2日間の内容はとても内容の濃いもになったっと思います。

また、吉川さんが今現在されている職業で即戦力となる補修を提供できるように準備させて頂きました。数日後「補修がお金になりました」と連絡があった時は嬉しかったです。

今回のリペアスクールで終わりではなく、長く関わってサポート出来れば良いなと思います。そして今後一緒に仕事が出来れば素敵ですよね。 微力ですが熊本の復興に役に立てれば幸いです。

 

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料金 60,000円(税別)2日間

現在、リペアスクールの1日レギュラーコースの料金は35,000円です。

詳しいリペアスクールの詳細はこちらから>>>

その他のリペアスクール事例を紹介

 

連絡先
電話 080-4232-7552(ヒラノ)
Line URL: https://line.me/ti/p/vKn8nhx9nF (クリックすれば友達追加できます)
Line ID:boycottyou
Mail: rocknrollhospital@gmail.com
「リペアスクールの件と言ってもらえれば分かります。ラインでお気軽にご連絡ください。

       BIRDMAN 代表 ひらの たけし  神戸市在住

2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。

補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。

2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。

最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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