バードマンのひらのたけしです。
今回は浮造り(うづくり)補修のご依頼を頂きました。先ず、浮造り(うづくり)ってなに?浮造り(うづくり)とはコンクリート壁に杉板の模様を活かしたコンクリート装飾のことです。
コンクリートの壁面が板目になっていてとても日本的な風情を感じます。そんなお洒落な浮造り(うづくり)の板目と板目の継ぎ目部分が荒れている。というご依頼でリペアを行いました。
それではご紹介します。
浮造り(うづくり)継ぎ目補修
作業前
緑のテープ箇所がとても荒れています。
作業後
見栄えが良くなりましたね。
*浮造り(うづくり)壁の全長は縦3m・横1.5m、画像同様の継ぎ目の荒れが7箇所程ありました。
作業工程
・造形用モルタル(白)に黒色のパウダー顔料を混ぜ、3種類のグレー色のモルタルを作る。
・モルタルを詰める箇所にカチオンシーラーを筆で塗る。
・補修箇所に作った3種類のモルタルを既存の色を見ながら選んで充填、コテでこすってある程度面を作る、その後、スポンジで撫ぜて面を平す。
・乾かした後に、水性塗料(エイジングアートカラー)で調色。
まとめ
全体的に浮造り(うづくり)壁の色味がエイジングされたかのような色合いだったので、パッと見の分からない加減が簡単でした。普段は白色の造形モルタルしか持ち合わせていないので、グレー色の造形モルタルもこんな時のために常備しておこうと思いました。
料金40,000円(税別)
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BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住
2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。
補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。
2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。
最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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