バードマンのひらのたけしです。
外の寒さが体に堪える時期が来ましたね。そんな寒い時期に外部作業を行ってきました。雪こそ降ってないですが、じっと補修部材の前で石のように固まって作業してきました。
今回、ご紹介するのは外壁サイディング補修です。サイディングってなに?と思われている方もいるかもしれませんが、外壁部材の名称で、近年多くの家に使用されている部材になります。そのサイディングがガッツリ陥没している箇所を補修してきましたので、紹介します。
外壁サイディング補修
作業前
陥没の大きさは横40センチ、縦20センチほどでした。なかなかの割れ具合です。
横から見ると割れが深いのが良くわかります。
これでは入居者さんも気になりますね。「誰かここで喧嘩でもしたの?」って思っちゃいます。
作業後
いい感じに周りと溶け込んでると思います。
ガン塗装しているので、少し艶有りで綺麗な感じがしますね。作業完了が15時なので少し全体的に暗めです。
陥没が解消して気持ちよく入居者さんに住んでいただけると思います。
作業工程
① 補修箇所をサンダーで研磨(180番)
② 今回はバックアップ(当て木)をせずに、パテ(ポリパテ・ラクーダパテ)を盛りました。パテ充填。
③ パテ充填を重ねて、形を形成。
④ サンダーで研磨、そして足りてない部分には再度パテを充填。
⑤ パテ充填後、形が形成できたら彫刻刀で柄を彫り込む。
⑥ ウレタン塗料で色を調色し、スプレーガンで塗装。
抑えるポイント
陥没部分をぶち抜いて、裏に板を沿わせてバックアップする方法でも良いかと思います。バックアップしない場合は充填するパテがたくさん必要になるので、予備パテの常備が必須になります。使用したパテの量は500gほどでした。
サイディングの柄を再現する方法
左右の柄のラインに合わせて定規で線を引く。
彫り込む線と彫り込まない線を分ければ綺麗に柄が作れますよ。
塗装したらこうなります。
*使用した彫刻刀は小学生が使う安いものを使用しました。
作業してみて、欲しいと思った道具
今回使用したパテが、補修材店で購入できるポリパテ、そしてラクーダパテ180です。「ラクーダパテ凄くいいよ!」と勧められて購入したんですが、購入したラクーダパテ180がすごく柔らかくて、縦面の充填に対して垂れるんです。
ラクーダパテはほかに、2種類あり、盛れるパテがラクーダパテ80なのかな?これがあると、縦面の補修箇所に対してガッツリ充填できるんじゃないかと思いました。次に備えて購入しようかと思います。
まとめ
1箇所をじっくり作業できるって楽しいですね。無心で作業に向き合う感じが好きです。次、サイディングの陥没補修する際は、バックアップしてパテ充填しようかと思います。冬なのでパテの乾き時間を待つ間に、僕の体が冷え込んじゃったので。
料金
45,000円(税別)
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BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住
2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。
補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。
2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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