バードマンのひらのたけしです。
隣人の方から「タケちゃん玄関扉の補修できる?かなり酷いんだけど」とご相談がありました。所有している賃貸アパートの玄関扉に穴が開いているようで、現場が家から5分と近かったので見に行くと、かなりの損傷でした。ここまで大破損している玄関扉の補修は行ったことはありませんが、補修というよりリフォームじゃない?と個人的に思いましたが。依頼を受けましたので紹介します。
玄関扉の穴補修の流れ
作業前
昔の市営住宅などで使われている鉄の玄関扉です。閉めると「ガッチャン」っと音がする扉。こんな硬い扉に穴が開くなんて。
中まで貫通しています。しかも扉の内側までサビてました。
作業後
へこみの解消はできました。アルミのフレームは現状のまま使用するそうです。
全体的に綺麗になりましたね。補修箇所から遠い箇所にへこみがありますが、時間内に全てのへこみを拾い上げることができませんでした。
作業工程
① 陥没部分を大きく研磨、表面のペンキ除去。
なぜこんなに研磨するのかというと、パテを充填した際にしっかり食いついてもらうためです。中途半間な研磨・足付け作業だとパテが浮き上がってうまく塗装ができません。
横から見るとかなりの陥没度合いですね。
普通のサンダーでの研磨は細かい場所が研磨できないので、このリョービのベルトサンダーで穴の縁や陥没箇所をゴリゴリ研磨しました。とても便利な道具なのでオススメです。
② 陥没箇所を持ち上げる
陥没箇所にビス穴を開けます。
ビスを差し込んで、スライドハンマーで手前に戻します。この時に陥没の外側から少しずつヘコミを戻します。この作業はパテを充填する回数を軽減するために行っています。へこみが深いとパテを充填する回数やパテの量も多くなるので作業時間がかかります。
これがスライドハンマーです。使う頻度は多くないですが、とても便利なツールです。
③パテ充填
いつも使用しているラクーダパテ80番と180番を使用しました。
④塗装
使用塗料はイサム塗料のハイアート 。
抑えるポイント
実はパテ充填の際にパテが剥がれてくるという災難に遭いました。原因は既存で施行されているペンキにパテが食いついてくれませんでした。
足付けが甘かったです。なので、充填したパテを剥ぎ取り、完璧にペンキを除去しました。次から同じような状況があれば、最初っからベルトサンダーでゴリゴリに削ってパテ充填しようと思います。
まとめ
知り合いからの案件て緊張しますね。いつも以上に丁寧に仕上げたくなりました。依頼者の方にも喜んでいただいたので嬉しかったですが、全てのへこみ部分を綺麗に補修できなかったのが心残りでした。
料金 45,000円(税別)
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「補修のの件」と言ってもらえれば分かります。ラインでお気軽にご連絡ください。
BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住
2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。
補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。
2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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