バードマンのひらのたけしです。
最近リペアスクールでも講習を始めた鏡面補修を紹介します。簡易的にリペアするのが難しいのが鏡面部材です。補修する面材を鏡面に仕上げるリスクが伴うので、敬遠されるリペア内容ですが、頑張ったらなんとかなります。
それでは紹介します。
キッチンパネル鏡面補修の流れ
作業前 (ダウンライト 無点灯)
キッチンのエンドパネルの足元になります。
横から見た艶加減。
上から見た艶加減。
作業後 (ダウンライト点灯)
傷は隠蔽されています。ダウンライトの明かりが少し黄色いので、少し黄色かかって見えます
悪くない映り込み具合ですね。
上から見ても補修箇所に映り込みがあります。
作業工程
・補修箇所にパテ充填、平らにする。
・ウレタンで調色
・ウレタン塗装
*今回は塗装で終わらせました。仕上がり具合を見て磨くかどうか判断しています。
作業のポイント
・補修箇所を平らにする。
・ゴミが付着しないように気を使う。ぼくは養生に紙マスカーを使用しています。ビニールマスカーだと静電気が発生しやすくゴミが寄って来きます。
・スプレーガンのガン圧は低圧で使用。
・クリアー塗装した後は、塗装した箇所としていない箇所が目立つので、ちゃんとボカします。ボカし方は塗装したクリアーに倍のウレタンシンナーを入れて塗装した際をスプレーします。
まとめ
難しい補修方法ですが、完璧を求めると失敗する傾向にあると思います。仕上がり70%狙いの余裕がある方が、いい感じに仕上がります。
補修箇所の色味が少し白いかなと思いますが、トータルで面材を見ても違和感ない仕上がりでした。艶加減も全体的に違和感なく、塗装際もボケているので気になりませんでした。
今回は塗装である程度仕上がったので塗装で仕上げることにしました。この時点で艶が全然物足りないとか、ゴミ噛みが酷い時は研磨してコンパウンドで磨きます。
磨く場合は1日塗装を乾燥させてから磨くので、2日工程となり費用も高くなるので、できれば1日で終わればと思って作業しています。
料金 45,000円(税別)
*2日の場合は65,000円(税別)
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BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住
2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。
補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。
2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。
最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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