こんにちはひらのたけしです。
キッチンメーカーさんで仕事をすることが多い僕なんですが、その中で多く補修する部材が木部補修・人造大理石補修・そしてステンレス補修を行なっています。
その中でもキッチンシンク内部の傷補修も多く補修しているので、今回はステンレスのシンク内部補修を紹介します。
シンク内の傷補修の方法
作業前
キッチンシンク内部はかなりデリケートな部分です。固いものを置いて擦ってしまうとスグに傷がついてしまいます。またその傷が光の反射でとても目立ちます。
作業前の画像を見てもらうとわかると思いますが、少しの傷でもこのように目立ってしまいます。
作業後
画像の傷ぐらいだと作業時間は30分程で補修が可能だと思います。画像の前後を見比べると良くわかるんですが、シンク内部の光沢が少し変わってしまいます。
現在の補修技術では全く同じに直すことは不可能ですが、お客様には満足していただいています。
作業工程
①ランダムサンダーでバフがけします。管理人はリョービのランダンムサンダーを使ってます。
②パットは粗めから400番のスコッチブライト系を使用。管理人はスコッチブライトを円形に切った物を丸型のサンドペーパーに接着剤で固定して使います。便利な円型の研磨パッド(マジックテープ式)が売っているので両方使用しています。
マジック式の研磨パッド、これはかなり使い易い道具でコーナンプロで購入できます。
(左)240番 (右)400番
(左)丸型サンドペーパー(中)四角で売っているスコッチブライト系の研磨パッド(右) 丸型サンドペーパーに研磨パッド切って接着したものです。市販で売っているマジック式研磨パッドの番手が少なので自分で粗めのパッドは作る必要があります。
丸型て売っている研磨パッド、これにはマジックが付いていないので上記のように接着する必要があります。
*バフがけのスコッチブライト系のパットは400番〜600番と順番に番手をあげると綺麗になります。傷が深い時はサンドペーパーの100番〜200番で傷の周りを削ります。傷が平らになるまで削ってくだざい。その後にスコッチブライト系のパットで100番〜600番でバフがけをします。
まとめ
木部補修というジャンルはかなり多くの補修屋さんがされている分野ですが、ステンレスレンジフードやステンレスシンクの補修をされている補修屋さんの数はその半分以下だと思います。
なかなかリスクが高い補修分野で、練習をする機会がないかもしれませんが、木部補修より道具のコストもかかりませんし、競合を少ないのでオススメの補修分野です。是非チャレンジしてください。
料金 30,000円
080-4232-7552(ヒラノまで) Line IDはboycottyou
「補修の件で連絡しました」と言ってもらえれば分かります。電話ではなくラインでのメッセージでも構いませんので、気軽にご連絡ください。