こんにちはひらのたけしです。
一般的に木部補修をメインで補修をしている補修屋さんはステンレスを触らない傾向がありますが、僕もその一人でした。
キッチンメーカーさんからの仕事が多いので「ステンレスも出来たら喜ばれるだろうな」と思い、2015年にステンレス専門で補修をされている補修屋さんに、基本的な補修方法を教えて頂きました。とても難しい作業ですが紹介したいと思います。
ステンレスレンジフードのヘコミ補修
作業前
歪んで見えますね。
遠目から見ると二つのへこみ傷が目立ちますね。
作業後
ヘコミがなくなりましたね。光沢の質感は少し既存の部分と若干異なりますが生活する上で気にはならないかと思います。
補修工程
① ヘコミ部分の裏からポンチ(細長い鉄の棒)を使って形を形成します。もしくはハンマーでコツコツ叩来ます。できるだけ平らにするのがコツです。
② 80番〜100番のサンディングペーパーでガリガリに削って平らにします。勇気を持って削ってください! めちゃめちゃビビりますから。この時に大切なことが、左右に擦って研磨しない!左から右ならその左から右の研磨方向をキープして研磨、左右にゴシゴシすると傷になって後々研磨痕が目立ちます。
③ 表面がある程度平らになったら100番以下〜120〜180〜220〜320番まで番手を上げて研磨します。
④ スコッチブライト使ってヘアーラインを作ります。番手がいろいろあるんですが、スコッチブライトの7447が一番しっくり来ます!。ステンレス表面部スコッチブライトを置き、四角い当て木などを添えて左右に研磨、様子をみて仕上げます。
まとめ
ステンレスは難易度が高いですが少しでも出来るように慣ればお客様は喜んでくれるのでやり甲斐があります。人の助ける事が仕事なので継続的に学んでいきたいと思います。
今後もクオリティーの向上に努力します。そして溶接の補修方法も勉強できればと思っています。
料金 30,000円
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