バードマンのひらのたけしです。
最近は色々な方から嬉しいお話をいただきます。
その中でも一番嬉かったことは、人造大理石カウンター補修を２０年以上されていた方から直接人造大理石補修を教えていただきました。
教えて下さった先生は体調不良と年齢的なこともあって2016年の８月で引退されました。技術の継承者としてぼくが選ばれました。
教えて頂いた補修方法を紹介したいと思います。
動画で作業事例を解説（youtube live)
基本的に毎晩21時頃か22時頃に生配信しています。ご質問等ありましたらチャットにてご質問ください。
人造大理石キッチンカウンター補修の紹介
人造大理石でよく見る傷は、大きく亀裂が入り割れている事が多いです。そんな状況を改善するためには亀裂を一直線に結び、トリマーで溝を掘る必要があります。
溝を掘るの？と思われているかと思いますが、ぼくが教えてもらった補修方法は「埋木補修」です。同じ部材を掘った溝にはめ込む補修方法なんですが、これがかなり綺麗に仕上がります。見栄えがとても自然な仕上がりなんです。
人造大理石に塗装するのはどうかと個人的に思っているので、現段階では「埋木補修」が最善の方法かと思っています。ただ、生産中止や同じロットが存在しない人造大理石に関しては塗装補修をせざる得ないのかなと思っています。
補修画像の紹介
人造大理石にトリマーで溝を掘りました。
同じ部材をメーカーさんから支給してもらいました。
同部材をトリマーの溝と同じサイズにカット。
メーカー支給の補修剤でカットした材をはめ込みます。
矢印が埋木した箇所です。2時間ほど接着剤が固まるのを待ちます。その後、余分な部分をノコギリで切り取り、後はサンダーと研磨シートで研磨。
補修工程
① トリマーで溝を掘る
② 同じ人造大理石キッチンカウンターの部材をカット、溝に入る埋木を作ります。
③ 接着剤を溝に塗り込み、カットした部材をはめる。
④ 接着剤が硬化後、余分な埋木をカット、研磨で作業終了です。
ただ単に同じサイズに切った物をはめてもキレイに仕上がりません。同部材をカットする際に片面を斜めにカットしてください！斜めにカットすることをテーパーと言います。この工程がうまく行われないと綺麗に仕上がりません。
＊ メーカー支給の接着剤には粒々の模様が入っているので柄が合います。これを自作で作るのはかなり至難の技だですよね。作ってみたいですが。
まとめ
以前は紫外線硬化パテやエポキシを使って作業を行っていましたが、この方法が一番仕上がりが良いと感じました。
その他のキッチンカウンター補修を紹介
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「補修の件」と言ってもらえれば分かります。ラインでお気軽にご連絡ください。
BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住
2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。
これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。
また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。
将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
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