こんにちはひらのたけしです。
ロンドンから銀座へ行くことになりました。出張が延びて妻は少し不機嫌でしたが仕事なのでごめんなさい。子供にも1週間会っていない事が何だか申し訳ない気持ちになりましたが頑張って仕事納めて帰ります。
補修部材はロンドンに引き続き什器関係です。東京銀座店は完成して1年経っているので店内を見渡せば商品がたくさん並んでいました。
夜勤仕事で人が少ないのでりこっそり値札を見てみると、ブルゾンの金額が30万円、シャツが20万円、スニーカー7万円、スーツがなんと100万円でした。そんな高級ブティックが扱う什器の補修を紹介します。
高級ブティックの什器パネルの補修
補修前
補修部材ですが商品棚のパネルの表面剥がれです。構造的に数枚のパネルが板の上に貼られている感じだと思いますが、その一枚一枚が連結部分からメクレ上がっています。
作業後
メクレ上がりは解消されましたが、若干パネルとパネルの筋が見えます。店舗の責任者の方から「イイですね」をもらいました。今度、購買意欲が促進される事を期待します。
補修工程
① メクレ上がっている部分に液体接着剤を注射器で注入。
② 硬化促進剤スプレーを散布。
③ メクレている部分に大きなヘラを当てる。
④ ドライヤーで乾かす。
これでメクレが解消されるので是非参考にしてください。
*硬化促進剤スプレーを散布した後はスグにヘラを当てる、そしてヘラを当てた状態でドライヤーを使って30秒ほど乾かします。
まとめ
実はこの補修部材はロンドンで仕事をしている時に、店舗の責任者(イタリア人)の方から「補修できる?」と聞かれました。部材を見ていないので何とも言えない状況でしたが「出来ると思う」と答えると、「この後、東京銀座に行って欲しい」と言われした。まさかスグに行くとは思ってもいませんでした。(笑)結果的には喜んでもらえる仕上がりになり安心しました。
夜勤料金 45,000円