エイジング塗装

気分はアーティスト?難関の外壁補修をエイジング塗装仕上げ

バードマン・リペアのひらのたけしです。

数ヶ月前に外壁補修の案件を頂きました。その補修の内容は、「築10年は経っている外壁の部分補修」です。

「外壁の数カ所を新しい物に入れ替えたけれど、同じ色がないのでエイジング塗装してほしい」という案件です。

新しい物を新しく見せるのではなく、補修した箇所を古く見せないといけないのでとても難しい技術です。建築業界ではエイジングと言っていて、リペアというよりもアートなイメージがありますね。

僕の学生時代の美術の成績は2でした。犬の絵もろくに描けない僕のエイジング塗装仕上げご覧ください。

外壁補修をエイジング塗装仕上げ

作業前

🔴の部分をエイジングします。

明らかに周りと色が違いますよね。全世界探しても同じ色がなかったそうです。なのでエイジング仕上げします。

何もしていない状態だと、かなり白いですね。周りは赤っぽく、黄色みもあり、煤っぽい黒さもありますね。さ〜どう仕上げましょうか。

 

作業後

お昼過ぎに仕上がったので、太陽の位置が変わり、外壁の色味が少し変わりました。現場で見る限りでは、良い感じに周りと馴染んでいます。

塗料が石に吸い込んでいるので塗装しやすいですね。

煤っぽい黒さがむずがしいですね。

抑えるポイント

まず、どうやって色を着けるかを考えないといけません。

スプレーガンで塗装するのか、筆で塗るのかそれとも刷毛で塗るのか?どれも間違いではないですが、この雰囲気の石ならばスポンジに塗料を染みこましてポンポンと塗装します。

刷毛やガンで塗装すると、のっぺりした感じが出てしまいます。作業をする前からイメージできると思いますが、スポンジでポンポン塗装だと良い感じに隙間ができてのっぺりしません。

石の凹凸にも逆らわず塗装できるので気持ちよく仕上がりますよ。

今回の外壁補修はスポンジで仕上げました。石と石の隙間は筆で塗ったぐらいです。

作業工程

① 塗装箇所を養生

②  既存の色を調色(少し薄めで塗り重ねる工程)

③  スポンジでポンポンと叩き塗り込む

④ 少し濃いめの色を作り塗装(全体的に色が薄く黄色かったので、赤と黒を足した)

⑤  赤と黒が際立ったので、白と黄色を多めに上から塗装、濃いめの色の後に白系の色を入れているので、燻んだ色が内側にある感じに仕上がる。

まとめ

犬の絵は人並み以下ですが、外壁のエイジング塗装はお任せください。

料金 100,000円

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       BIRDMAN 代表 ひらの たけし  神戸市在住

2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。

補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。

2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。

最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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