出張

補修屋が世界で仕事をするためのまとめ

バードマン・リペアのひらのたけしです。

去年の10月にロンドンのブティックから補修依頼を頂きタケボンLONDOへ行って来ました。経緯としては英語が話せる補修屋ということでこのお仕事を頂きました。

ロンドンで出会った補修部材が超難問だらけ、バリバリ方向変色(建材が変色)する部材ばかり。そこそこイケる物もあればアカン物もありました。
ですが、総じてロンドンのでの仕事は喜んでもらえたので意気揚々と日本に帰国。

今回どの様に海外の依頼に対応したかについて紹介したいと思います。

ロンドンでの補修作業の詳細はこちらから>>>

その1 道具・材料の調達

依頼が来た時点で何を補修するのか分かっていると思いますが、そこでどのような道具が必要か、プロの補修屋なら頭の中でイメージできると思います。

ここでその道具が海外で手に入るかどうかが一番大切になります。

似たような道具を使って上手く作業でれば最高です。ただ、それって凄く経験値が高くないと出来ないです。

有名なテレビ番組で、海外で住宅・庭園のリーフォームをしていますが、あれは本当にプロだなと感心しますね。

ポイント

・工事期間に猶予はあるか

工事期間に猶予があるならば、現地での道具などを試したり、探したりできますが、なければ当然できません。

そうなると、日本から船便で持っていく段取りが必要になります。船便で必要な書類関係を製作するだけで1ヶ月は見た方がいいです。

そして船が現場まで到着するまで2ヶ月はかかるので、計画的に進めて現実的なプランを作りましょう。

持っていけないものは現地で似たものがあるかどうかをリサーチした上で段取りしないといけません。

もし道具が揃わない、あまりにも輸送に時間がかかり過ぎる場合は依頼者との相談が必要になります。

その2 お金は二の次

依頼があると直ぐにお金の話になりがちですが、先ずは、作業が遂行できるかを第一に優先した方がいいです。やったことがない未経験の作業を外国でするのは無責任になります。

って言いながらタケボンは日本ではやった事のない作業をぶっつけ本番でやることも多々あります!勇気も大切なんですが、それは自分の技術と道具を信用しての行動です。

外国で、自分の使っている道具一式あるならある、チャレンジ可能だと思いますが、外国なので慎重になった方がいいですね。

ポイント

・お金の話は後、作業内容の詳細確認が最重要。

・リペア対象物の画像・動画は必須。

結局、現場に着いてみると作業内容の食い違いは多少あります。新たに必要な道具が現地で必要になる場合があるので画像は絶対にもらいましょう。

海外へ行くまでの流れ

実際にぼくが行った流れを書き出します。

 

     依頼が来た

 

     作業内容の確認

 

     工事期間の確認

 

道具・材料の手配が可能か確認

 

        見積もり

 

    飛行機・ホテルの手配

 

まとめ

依頼が来ると仕事を受けたくて仕方がない衝動に駆られると思いますが、技術的に無理な依頼は無理して受けてはダメです。現地行ったらなんとかなるだろう精神は危険禁物。

でも、火事場の馬鹿力、会心の一撃的な力も、追い込まれた環境で発揮できるのも事実!

海外出張の事例を紹介

連絡先
電話 080-4232-7552(ヒラノ)
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Line ID:boycottyou Mail: rocknrollhospital@gmail.com
「補修の件と言ってもらえれば分かります。ラインでお気軽にご連絡ください。

       BIRDMAN 代表 ひらの たけし 神戸市在住

2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。 これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。

補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。 また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。

2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。 将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。

最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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