キッチンカウンター

L型キッチンカウンターの継ぎ目補修

バードマン・リペア ひらのたけしです。

今年から徐々に人造大理石カウンター補修の比率が上がってきました。それと共にブログを見て「人造大理石の補修できるんですよね?」っていう問い合わせも頂いてます。

ありがたい!

今回は地元神戸での人造大理石キッチンカウンター補修です。L型のカウンターを接着した際にできたジョイント(継ぎ目)をもう少し綺麗にしてほしい!とのご依頼です。

今回は養生に気を取られ作業前の画像を撮り忘れました。ごめんなさい。ですが見応えある内容ですのでご覧ください。

以後、落ち着いて作業に入りたいと思います。

 L型キッチンカウンターの目地補修の流れ

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トリマーで溝を掘っている箇所に目地の筋が見えていました。

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鉛筆で線を引いているところは定規を当てた跡です。

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この作業はなかなか勇気のいる作業なんですよ。トリマーをうまく使えないとこの作業ができません。簡単そうに見えてトリマーを使うのって「難しい」、結構ブレるんですよね。

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掘った溝に同類の部材をはめ込みます。完全にはめるのではなく片面をテーパー(斜め)にカットした部材を接着剤と共にはめ込みます。この際に使用する道具が丸ノコなんですが、テーブルソーでカットします。この作業を人造大理石の移植と一人で言っています。

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アップで見るとこんな感じですね。メーカーから人造大理石用の接着剤(シーム剤)を使ってカットした材を溝にはめ込んで固定するんですが、硬化に1時間〜2時間はかかります。ハンドヒーターなる物を使って1時間で硬化させています。

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溝がなくなりましたね。ドット柄なので補修は行いやすいタイプですが、上手くいかない時ははめ込んだ部材の輪郭が浮き出てかっこ悪いことになります!気持ちいい仕上がりですw。

補修方法

① 継ぎ目をトリマーで一直線に溝を掘る。この際の溝の深さは6mm,トリマーの歯の直径は6mmを使用。

② キッチンカウンターと同種類の部材をメーカーから取り寄せる。トリマーで掘った溝より1mm大きめにテーブルソーでカット、その際に片面だけをテーパー(斜めにカット)する必要があります。片面をテーパーにすることによりくさびの役割が働いて部材同士が密着してくれます。

③ メーカー支給の接着剤(シーム剤)をカットした部材に塗り、溝へはめ込みます。接着剤がムニムニ出てきても構いません!隙間なくはめ込みたいので大胆に接着剤を使用してもOK。

④ 接着剤が硬化したら、ノコギリで飛び出ている部分を半分カット!綺麗に全部はカットできないので残りの部分はサンダーで少しづつ削り落していきます。

⑤ 平らになれば、補修箇所付近全体を研磨シートで研磨、ツヤを合わせます。

*補修箇所が小規模の場合は1日で作業は完了しますが、広範囲の場合は2日必要になります。今回のL型キッチンカウンターの継ぎ目補修では2日を要しました。

まとめ

トリマーなど丸ノコの使用になれている人は、この手の作業に向いていると個人的に思います。真っ直ぐ部材をカットすることが一番難しいのでそこさえクリアー出来れば人造大理石カウンター補修は意外に一般的な木部補修より簡単かもしれません。

ただ、何事もそうですが、早くて綺麗な仕事ができて一人前だと思うので、今後も努力したいと思います。

料金 100,000円(税別)

*作業日数は2日間。

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       BIRDMAN 代表 ひらの たけし  神戸市在住

2018年で補修歴10年が経ちました。経歴がすべてはないですが、こんなに長く一つの仕事を続けられたことに自分でも驚いています。

これまで困難な現場をいくつも経験してきました。きっとお客様のお役に立てるかと思います。補修歴10年ですので、床の補修・建具・人造大理石カンター・サッシ・ステンレスなのど多岐にわたって作業可能です。

また、賃貸物件・新築戸建て・マンションなど新築・中古物件どちらでも対応致しております。余談ではありますが、英語が得意なので、外国の方でも英語対応を致します。2016年はヨーロッパからのご依頼をいただき、ロンドンでお仕事をさせていただきました。

将来的には海外に仕事の拠点を移し、幅広い分野で活躍したいと思います。最後に、悩んでいる人の悩みを少しでも解消することがリペアマンの仕事だと思っていますので、困ったことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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